そうそうSAWソウ



SAW6の公開記念だかなんだかで、ケーブルテレビでSAW特集(1〜4)をやっていた。
1と2は見た事があったけど、3以降はまだ見ていなかった。
だからまぁ、録画して夜な夜な見ているワケだけど、
うん、1と2までかな、面白いのは。


見たことのあるヒトなら分かると思うけど、
伏線を張りまくって、どんでん返しがあってって手法は
同じテーマでそうそう作れるモノではない。
しかもこのテのモノは、前作を上回らなくてはならないし、
どうしてもSAW的な「肉体を犠牲にして生を得る」手段が「残酷なだけ」になっていく。
そうすると「残酷さ」だけがクローズアップされ、被験者の葛藤がかすれてしまう。





僕は元々ホラーマニアだけど、日本のホラーが一番好きだ。
古典的な怪談からしてそうだけど、あの湿気感というか生暖かい空気というか
「おどろおどろしい雰囲気」が好きなのだ。
そして、見せない事による恐怖、想像する事による恐怖が特徴なんだと思う。


日本のホラーの根本は「怨み」で、主人公は殆どが女性だ。
ま、男の幽霊なんて、色気も何にも無いしねw


そう、古典怪談の幽霊は妖艶なんですよ、どれもこれも。
不思議ですねぇ、不思議だねぇ。


もちろん例外もありますよ?
貞子と伽椰子とかね。
この二人の場合、どちらかと言うと八つ当たりで呪ってるから、
怨みの怖さよりも理不尽さの方が上かな、と。




そういった見えない怖さが好きなのに
正反対に「何もかも見せちゃう」SAWが好きなのは、
どんでん返しと伏線が好きだからだと思う。


だからホラーとして見ると言うよりは、謎解きサスペンスとして見ているのかも。





そうそうSAW言えば、今日からライアーゲームですな。
もちろんジグゾウなんて出てきませんよ?(笑

ほら、全然違うよでしょ???????(笑




今日はちょっとズル日記