その6




                                                              1. +


        うにゃー

                                                              1. +

 
 
○10月20日:ソフト化の日(1989年:ソフト化経済センター)
      →ソフト化経済センターって何だ?
 
 
++
 
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041019-00000312-yom-soci
こえぇ・・・
 
 
++
 
 
 
普通、こういう体勢って彼氏彼女がやるもんじゃないか?
ふとそう思ったのだ。
 
 
 
しかし、R子は
僕が「ぽん兄」だからこそ家に入れたのだし、この体勢でリラックスしているのだ。
つまり「異性としてのぽん兄」ではなく、「たまたま男性のぽん兄」なのだ。
 
 
 
でも僕にしてみれば、昔は確かに知り合いの娘だったR子だが
今は一人の女の子であるR子として見ているのだ。
妹であり、娘である事に変わりは無いのだが、すっかりキレイになったR子を前にして
その見方「だけ」であるのは難しかった。
 
 
 
廻りくどい事を言えば「いつのまにか一人の女性として見ていた」となるが
簡潔に言えば「どしよ。口説いてみたいなぁ」という事だ。
 
 
 
やれやれ。
 
 
 
 
いみじくもR子の父親が言った
「昔はオレとぽんの父親という関係だったけど、今はオレとぽんの関係だよな。
 そのウチぽんとR子という関係になるんだろうな」
という言葉の通りになってきている。それもあまり良い意味ではなく。
 
 
 
R子が中学に入った頃から、僕は心の何処かで「女の子」として見ていたと思う。
高校の制服を着たR子と会った時は衝撃を受けた。
その時、R子はライブを見るため、ウチに泊まりに来たのだ。
学校帰りだった事もあり、制服のままで僕と歩いていたのだが
まさかR子がこんなにかわいくなっているとは思わなかったからだ。
 
  
 
幸い、この時は既に結婚していたので、何事もなく一日が過ぎた訳だが
僕の心の中に、父親気分として以外の「成長が楽しみ」という気持ちが残った。
 
 

  1. +

 
 
「さっきの話だけどさぁ」
R子は僕に寄っかかりながら話し出した。
「さっきの?」
「うん。若い人だとイマイチだって話(笑」
「あぁ、あれか(笑」
「歳を重ねれば少しは変わるの?」
 
 
 
 
R子は元々年上が好きなのだ。詳しい理由は知らないが
多分、面倒くさがり屋で投げやりな性格だから
ワガママを聞いてくれたり、手の平で遊ばせてくれるような人が良いのだろう。
 
 
 
「まぁ多少は変わるよ」
「ぽん兄も?」
「たぶん変わったかなぁ。26、7歳くらいからかな、変わってきたのって」
「えー、どう変わったの?」
「自分が良くなるより、相手が良くなるように、って思えてきた」
「へ〜」
「そのお陰だと思うけど、ツボを探したりするのが楽しくなった(笑」
「あはは。やっぱ違うの? 人によって」
「そりゃ違うよ」
「ふ〜ん」
納得したようにR子は一瞬言葉を止めた。
 
 
 
「ちょっと待って。ぽん兄結婚したのって何歳の時だっけ?」
「え? 27歳くらいかな(笑」
「計算合わないよ」
「あはははは」
 
 
 
迂闊だった。つい口を滑らせてしまった。
でも、R子にそんな表面上のウソをついても仕方ないし、正直に言った方が良い気もした。
 
 
 
「一体、何人としてんのよ(笑」
「それはナイショです」
「この遊び人め(笑」
「あははは。でも少しは遊んでる方が好きなんでしょ?」
「う・・・・・」
 
 

  1. +

 
 
僕は少しカマをかけてみる事にした。

「R子はさぁ、いくつ位の人が良いの?」
 
 
 
続く☆

つか、なげぇ・・・