「いい夫婦の日」に考える事

○11月22日:J.F.ケネディ忌日(1963年)
       →ダラスの暑い日、だっけか?
  
   
++
 
 
世間は「いい夫婦の日*1 らしいです。
大きなお世話だし、そんなの知ったこっちゃないです(笑
 
 
何が嬉しくて他人に「いい夫婦でいなさい」なんて格言を賜らなきゃならんのだ。
 
 
 
他の人がどう思うかは知らないが
僕にとっては「結婚ってつまらん」モノである。
 
 
 
別に結婚生活がつまらんとか、そういう事ではない。
 
 

  1. +

 
 
例えば女の子と知り合ったとする。
例えば仲良くなりたいとする。
 
 
 
 
 
でもその子にしてみれば
「ぽん=既婚者=論外」となってしまう場合が多い。
 
 
 
 
余程の事が無い限り「既婚者フェチ」に会う事もないし
そもそもそんなフェチは無いだろう。
  
 
 
 
つまり大抵の場合は
舞台に上げて貰うことすら出来ない・挑戦権すら与えられない
 
 
 

 
 
となってしまうのだ。
 
 
 
 
 
「え? だって結婚してるじゃん、ぽんさん」
とか言われてしまうと
 
 
 
 
腕まくりして「よっしゃ」とか意気込む前に大人しく撃沈するか
もしくは「あ、そうだった。あはは」と開き直るしかない(笑
 
 
 
 
 
つまり「基本的にはゼロパーセント」なのがつまらないのだ。
 
 
 

 
 
こういう事を書くと
「奥さんが居るから良いじゃん」と突っ込まれるんだけど
 
 
 
それはそれ、これはこれである。
 
 
 
 
 
 
ヨメさんは僕の彼女だったけど、今は彼女ではない。
ヨメさんは僕の恋人だったけど、今は恋人ではない。

 
 
ヨメさんは結婚した時から、あくまでも「家族」である。
  

 
 
だから正確には、仲良くなろうとしている子が言う「結婚してるじゃん」
という意見には当てはまらないのだ。
 
 
 
 
 
その意見は
 
 
結婚してるじゃん→奥さん居るじゃん→愛情注いでるじゃん
→注ぐ相手が居るじゃん→あたしじゃなくても良いじゃん→だから挑戦権無いよ
 
 
という思考により発言されるのだと思う。
 
 
 
 
でも僕の中では「注ぐ愛情は家族として」であり
それは恋とか愛とは無縁の話なのだ。
 
 

  1. +

 
 
もちろん世の中には結婚してもラブラブを続けている夫婦はいるし
むしろその方が多数派だと思う。
 
 
 
 
でも多数だからといってそれが真理とは限らないし
少数が悪とも思わない。
 
 
 
 
こういう事を言うと「奥さんを好きになるように努力しないの?」とか言われる事があるけど
人を好きになるのに「努力」する方が、よっぽど愚劣だと思う(笑
 
 
 
  
夫婦の在り方なんて千差万別なんだから
いちいち「いい夫婦の日」とか作らないでほしいもんだ。
 
 
  
 
   
 
  
 
  
 

*1:余暇開発センターが1988年に制定