吸い込まれる程の美しさ

○1月31日:女性専用電車が登場(1912年)
      →そんなに歴史があったんだ

++
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050131-00000031-nks-ent 世襲だからねぇ・・・



後輩とのお茶の話を書こうと思ったけど
うめさんのチェコ紀を読んだので、思わずトラバ。




チェコと言えばもちろんチェコスロヴァキア


決してケンちゃんチェコちゃん、ではない(ベタ)。
ましてや洗濯屋ケンちゃん*1でもない。






僕はチェコの映画が好きだった。
 →「だ」ではなく「だった」




チェコはマリオネットを使った人形劇が盛んで
それが転じてか実写アニメーションが頻繁に造られていた。
 →アニメではなく、アニメーション(つまりコマ撮り撮影)




この実写アニメは、ウォレスとグルミットのようなかわいい紙粘土ではなく
リアリティを追求し、悪く言えばグロテスクでさえあった。




CGを使用するシーンを、粘土や木で造った人形を使い、実写アニメで行うと考えれば
分かりやすいかもしれない。




その技術力の高さは、日本に於ける人形劇の第一人者、
川本喜八郎氏チェコで学んでいたコトからも伺える。






僕が好きな監督は何人か居るが
その中でもイジイ・バルダの映像美は群を抜いていると思っている。
特にモノクロのフィルムで撮影したモノに、後から彩色を加えた映像は
妖艶と言っても良い程だ。




ところで最初に「だった」と書いたのは
今ではそれほど僕に対して感動を与えなくなったからだ。




初めてチェコのアニメーションを見たのは高校生の頃だけど


16歳の時に受けた衝撃を15年以上も持ち続ける程
僕は情熱的でもなく、感傷的でもないのだ。






もちろん今でも楽しく見る事は出来るが
ただそれ以上の感想は無い。




人間の受ける感銘なんて、寂しいもんだ(笑




でも一度はチェコのマリオネットを見てみたいし
その、吸い込まれる程の美しさには触れてみたいと思う。






うめさんがチェコに行くって予め知ってたら
お土産にちっちゃいマリオネットを頼んだのになぁ。

  1. +



そんなワケで、後輩とのお茶デートのコトはまた今度♪
 →やや面白い展開になってきた

*1:伝説的な裏ビデオ、らしい