その1


○3月2日:カレン・カーペンター誕生日(1950年)
      →Top of the Worldが好き
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050302-00000004-sks-ent 無駄遣い http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050302-00000006-nks-ent 無茶苦茶



暫く続きモノを書いていたら
最近何が起こったか、すっかり覚えていない。


リアルタイムに書けば良かったんだけど
「今度書こう」と思いつつ一ヶ月とか(笑


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「堪えられなーい、たすけてー」
そう電話してきたのはN子だった。




僕はその時、家でネコにゴハンをあげようと準備をしていた。
ネコ缶を開けながらケータイを肩と耳に挟み


「どうしたの?一体」
と聞き返した。




「ケータイのメール、相方に見られた〜」
N子は涙声で僕に訴えた。




N子は僕と付き合っている頃から、滅多に泣く事は無く
その涙を見たのは、僕にしても一度か二度だったのだ。






そのN子がわざわざ電話してきてまで
泣き言を言うというのは珍しい事だった。




きっと、余程キツかったのだろう。






僕はケータイのメールでも何でも構わないが
他人のモノを勝手に見るのが嫌いだ。




嫌いドコロじゃなく、嫌悪しているし
冗談抜きで100年の恋も醒める。




事実、僕の手帳を勝手に見た彼女を振った事もある位だ。






「マジで? サイテーじゃん(笑」
「もう、サイアクー。ムカついてしょうがないよ〜」
「ケータイ、ロックしてなかったの? こないだ言ったじゃん、ロックしなって」
「うん、してたよ。してたんだけどね、一瞬ロックを外した隙に見られたの」






ここ数日、僕とN子は細々とメールをし
色々な話をしていた。


きっとそれら全てを見られたのだろう。






「何? 全部見られたの?」
「・・・うん」




「でも、そんなヤバい事、書いてないっしょ?」
僕はネコのゴハン皿にササミ系のゴハンを移しながら話を続けた。




足元ではネコたちがニャーニャー言いながらゴハンを待っていた。
「ちょっと待ってにゃー、もうすぐあげるからにゃー」
とココロの中で思い、*1作業を続けた。








「それがさぁ、愛してるわ、ダーリン(笑ってヤツも見られたの」




僕はゴハンをあげる手が、一瞬止まった。






足元では、ネコたちが僕のズボンの裾を引っ掻いて
「ごはんにゃー、ごはんくれにゃー」


と訴えていた。




☆続く

*1:電話してなかったら口に出していた(笑