後日談:サヨナラ
○5月31日:世界禁煙デー(1989年制定/国際デー) →タバコのパッケージデザインが変わった。かなり酷いデザイン・・・
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050531-00000010-sph-ent がんばれ〜
えーと
「それでその後、N子とどうなったんだよ!!」
と思う方もいらっしゃると思うので、後日談を(笑
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では、最終話の続きから・・・
↓↓↓
そんな事をあれこれ考えていたら、会う前日になってしまった。
メールをチェックすると、N子からメールが来ていた。
きっと、翌日の待ち合わせの件だろう。
何処でゴハンを食べるか候補を考えていたので、それを返信しよう。
そう思い、僕は受信箱を開いた。
Sub:無題
本文:ごめんなさい。
もう、本当に縁を切らせて頂きます。
一方的で申し訳ありませんが、お願いします
・・・
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何なんだ? 一体。
僕はワケが分からなかった。
前日まで、普通に会話を続けていて
突然、このメールだった。
僕は本当に何が原因なのか分からなかった。
送信したメールも読み直したが、いつも通りの内容だったし
特に問題も無かった。
考えられる事は
N子が使っているフリーメールすらもダンナにバレたという事だった。
そのメールを受けた瞬間、僕は混乱し何も考えられなかったが
N子は、もっと厄介な状態なのだろう、と思った。
そして僕はココロのどこかで安心していた。
確かに縁が切れるのは残念な気もするが
ま、仕方ないか
という気持ちも大きかった。
そして翌日
僕のアタマの中では
N子=過去の彼女
という、元々の位置に落ち着いていた。
この半年の事が、まるで幻だったかのように。
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この切替えの速さは一体なんなんだ?
と自問自答もしたが、そもそも僕はそういう人間なのだ。
そしてそのメールから二日後、N子から電話があった
「そういう事だからさ、縁、切るね」とN子が言った。
「一体、どうしたの?」と僕が聞いた。
「ん、、、人として生きて行きたいから」とN子が笑った。
人として?
何が言いたいのか良く分からなかったが
とにかくN子は何かを決めたのだろう。
「そっか」と僕は一言だけ言った。
「じゃぁね」と、N子。
「うん」と、僕。
そして
それ以来、一切連絡を取っていない。
サヨナラ、N子。