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○9月2日:宝くじの日
 →3億円、当たらないかな〜*1
  1. +
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050901-00000011-ykf-ent 「勘違い」とはナイス!





「うん。だってこういうの見るのって楽しいんやもん」
そう言ってMy子は微笑んだ。




いっその事、距離感を縮めてみようかな・・・
その笑顔を見たとき、僕はそう思ってしまった。









My子と付き合ってた時
僕はなかなかハードな仕事をしていた。


月曜から金曜まで、朝9時半から、夜は23時頃まで。
帰りのバスは毎日終バスだったし、2時3時になることもあった。
土曜日も夕方から仕事だった。
つまり日曜日だけが休みだったのだ。


だから自然と、土曜日は車で出勤し、
仕事が終わったらそのままMy子の家に行き泊まる事になった。


夜食を食べ、お風呂に入って、SEXをして寝た。


一週間、ハードな仕事をしていたせいもあり
日曜日は午後まで起きなかった。


午後からモソモソと動きだし、買い物に行ったり
一緒に夕飯を作ったりして、夜中に家に帰った。


それを毎週続けていたのだ。




楽しくはあったけど、毎週疲れ切っていた僕は


「こんな付き合い方をしてて、何の意味があるのだろう」
と疑問に思う事もあった。




極端な事を言えば、
SEXをするために泊まりに行っているようなものだった。




当時は僕だって24、5歳だったから
そういう付き合いに疑問も感じたし葛藤もあった。




そして、N子とも仲良くなってきた頃で
段々とココロがN子に移ってしまったのだ。





結局、僕から別れ話を出してしまったのだけど
その時のMy子は取り乱すワケでもなく、結構アッサリしていた。




別れた後もたまに会ってゴハンを食べたりしていたが
実家へ戻る事になり、それ以来疎遠になってしまった。




別れ際、アッサリしていたので
僕は「ふーん、思ったより吹っ切れてるのかな」
と当時は思っていたのだが、




今考えると
それは強がりの部分があるのかもしれない。






つまり、その




N子と同じように。
 →ダメじゃん・・・





だから、本当は
「距離を縮めてみようかな」などと思っている場合じゃないのだ。




何で縮めたいのか?
縮めるのは何のために?
縮めて、それでどうするんだ?




そんな事を考えていた。





裏通りで色々なお店を物色し、メインストリートに戻ってきた。


ゴハン、どうしようねぇ」
僕は改めてMy子に聞いてみた。


「そうやなぁ。ま、ドコでもええんやけどな」
そう言ってMy子は笑ったが、思い当たるお店が無いのだ。




信号を過ぎ、交差点を過ぎた辺りで
My子がお店の看板を見つけた。




「ほら、これも一応和食やで?」
「ははは、確かにね。ま、良いか、ココで」




そして串焼きが食べれるお店に入った。






ま、和食、だな、確かに(笑





7へ続きまっす

*1:買った事無いけど(笑