2:或いは登山家の話

○1月19日:空母エンタープライズが、佐世保に入港(1968年)
      →どうしてもUSSエンタープライズ号を思い出してしまう*1
  1. +
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060119-00000039-sanspo-ent アフレコまでヘタだったら、ホント救いようが無い かも



「避暑?それとも秘所?」
というベタなツッコミを頂きました(笑
さすが○さん。





ある雑誌で読んだインタビュー。
なんとなく示唆に富んだ感じなので、ちょっと抜粋。




イ・・・インタビュアー
登・・・登山家




イ「今回の登頂はいかがでしたか?」
登「そうですね、難しかったです。」
イ「それは他の山と比べて、という事ですか?」
登「比べて、という比較はあまりないですね。どれも難しい事に変わりは無いですから」
イ「すると、自分との勝負?」
登「まぁ、そんな感じです」
イ「なるほど。では次の山は決まってるんですか?」
登「いえ、決まっていません。まだ今回の山を極めてはいませんので」
イ「と、言うと?」
登「つまり、登山をする場合、ルートは幾つもあります。
  それの何処を使用するかで景色や、環境などが変わるのです」
イ「なるほど。つまり山には様々な顔がある、と」
登「そうですね(笑) 季節や時間帯や天候で全てが変わりますので、様々な表情を見る事が出来ます。
  しかしその全てを知る事が出来ないのが残念です」


イ「今回はどのようなルートを使ったのですか?」
登「ごく標準的なルートです。勿論セオリーはありませんので、私にとってのスタンダードですが」
イ「では、次回は違うルートを使用されるのですか?」
登「そうですね。まだどのルートかは決めておりませんが。しかし、そう大差がある訳でもないのです。
  登り出す場所と登り着く場所は同じですので(笑)」
イ「それもそうですね(笑)」
登「しかし、どのルートを使うかによって様々な条件が異なってきます。
  先程も言いましたが、装備も日程も違いますし、ビバークのタイミングも異なります。
  つまり、同じ山でもある部分に於いては別の山なのです」
イ「なるほど。結果よりも過程、という事ですか?」
登「そうですね。確かに結果は大事ですが、そこへ至る過程はもっと大事です。
  登頂という結果は一つですが、ルート選びという過程は無限です」
イ「そう考えると、登山というのは、無限の可能性を秘めているものに思えますね」
登「その通りです。だからこそ、挑戦するのです」


イ「先程も少しお伺いしましたが、他の山への挑戦はされるのですか?」
登「今の所考えておりません。今回の山を極めてもいないのに、他を挑戦する気にはなりませんし。
  ひょっとしたら今回の山が最後かもしれません。最後と思うからこそ、真剣に取り組めるのです」
イ「最後に、月並みな質問ですが、なぜあなたは山へ登るのですか?」
登「本当に月並みですね(笑) そこに山があるから、ではなく、
  私の場合は、そこに登りたい山があり、私に登る意志があるからです」
イ「ありがとうございました」





なんとなく
「ふ〜〜〜ん」といった感じ。別に深い意味は無いんだけど(笑





[独り言] あーもぅカワイイったりゃありゃしない