ふたこと



出口が見えてこない。


もしくは、とっくに出てきているのに、それに気が付いていないのか。
あたかも事故にあったコトに気付いて無い浮遊霊のように。




きっとそうなんだろう。
きっと気が付いていないんだろう。
きっと気が付いていないフリをしてるんだろう。




僕は空にふわふわと浮かんでいて、
意味も理由も目的もなく、ただ彷徨っている。




現場に戻って「あぁ、そうか。浮遊霊なんだっけ」と思えば
そこで彷徨う事が終わるかもしれない。
しかし、終わらないかもしれない。




願わくば地縛霊になりませんように。。。










あ、もちろんただの独り言です、はい。