3・六道と十界



選挙が近くなってきたので、創価大学のTVCMが流れるようになってきましたねぇ。
昨年、麻生さんが総理になったばかりの頃もCM流してましたね。


ええ、もちろん選挙対策ですよ。
遠回しにマスコミにお金をバラ蒔いてるのです。





仏教の根本は輪廻転生から抜け出すコトにあるワケですが、輪廻には六道の種類があります。
これは具体的な「世界」ではなく、心の有り様として捉えます。
※もちろん死後に向かう場所としても意味もあります。


簡単に書くと
 天道:喜びや幸福を感じた状態
人間道:通常な状態
修羅道:争いを好む状態
畜生道:欲のままに行動する状態
餓鬼道:固執したり執着する状態
地獄道:恐怖に陥った状態
となります。




天台宗はこれに「四聖」を加え、十界となります。(その場合、道は界になる)
声聞界:仏法を学ぶ状態
縁覚界:内面的な「悟り」の状態。悟りを開いたワケではない
菩薩界:仏の教えを元に行動している状態
 仏界:悟りを開いた状態






さて。
そんな十界ですが、創価学会ではまったく異なります。




創価学会折伏教典』 十界論の説明   ※折伏=勧誘


地獄界:不具者、病者、狂人、ルンペン、邪宗教の坊主及び信者
餓鬼界:下級労働者、衣類住居まではとても手が届かず、
    毎日毎日の生活が食を得る為に働いているような人々。
    アルコール患者。拝金主義者。性格異常者。
畜生界:パンパン、不良、泥棒、スリ、その他犯罪者。
修羅界:兵隊、警官、拳闘家、将棋、碁を職業とするような、人と争う人間。
人間界:普通平凡に生活している市井人。
 天界:大金持、元の皇族、貴族、一国を動かしている大政治家、経済家、偉大な軍人等々。
声聞界:学者、研究家、学生等。
縁覚界:大作曲家、音楽家、芸能上で一芸の奥義に達した者、何かの研究を完成した学者等。
菩薩界:二宮尊徳の如く広く社会を利益した者。偉大な発明発見により広く社会を利益した者。
    例えばエジソン、ワット、湯川秀樹博士、支那に生れた孔子等。更に仏法を広め、 衆生に救を与えた人々。
 仏界:日蓮大聖人(御本仏)、釈迦(迹仏すなわち影の仏)、 天台(迹仏)、伝教大師(迹仏)等。






はい、完全に曲解しています。
というか、言ってる事がおかしいです。
具体的に「誰か」を例に挙げ、見下すように教えています。
仏教としてあり得ません。
中学生の考える「オレ的クラス内ランク付け」みたいなもんです、これ。






狂人とか、ルンペンとか、邪宗教とかアルコール患者とか(笑
修羅界なんて笑っちゃう。警官と、囲碁将棋がなぜ?(笑
天界は大金持ちだもん。偉大な軍人って・・・ 修羅界じゃないの?(笑
縁覚界の作曲家って何さ(笑
菩薩界に至ってはもう、何が何やら。孔子って儒教じゃないの?(笑 わざわざ支那生まれとまで書いてやんの(笑
仏界なんて根本から間違ってる。
まず、釈尊の前に日蓮が来てる。この時点で変。
で、日蓮はそもそも「上人」であって、大正時代になって「大師」を送られました。
それを「大聖人」って。勝手に変えるなよ(笑
日蓮の名を語った大商人のクセに。








そんな連中の読む四コマ漫画

「執念」だってよ(笑
餓鬼道に堕ちまくってんじゃん(笑


ところで「勝利」って言うけど、何と戦ってるんだろ、この人たち(笑




やべーかな、これ(笑
ま、イイや。
だって「本当の事」を書いているだけだし。