小さい声、大きい声



良いニュースは小さい声で、悪いニュースは大きい声で伝えられる。
これは一般論だ。




伝える側が、物事の方向性を誘導したい時はその傾向が強い。
例えば、対象を貶めたい時は、
根拠の薄い内容を100倍にも200倍にもして悪いニュースを大きな声で伝える。
そして、良いニュースは伝えない。


例えば?
未曾有を「みぞうゆう」と読んだら、まるで重犯罪者のように。
30分の会見の一部を編集し、まるで酩酊していたかのように放送したり。






逆に、良いニュースを大きい声で、悪いニュースを小さい声で伝える時、
それは悪いニュースを隠したい時 と相場が決まっている。
例えば対象の悪い部分を隠したい時、
根拠の薄い内容を100倍にも200倍にもして良いニュースを大きな声で伝える。
そして、悪いニュースは伝えない。




例えば?
例えば大東亜戦争時の「連勝報道」のように。
例えば、この半年間の毎日のニュースのように。