目的と手段



菅直人新総理。
とりあえず「世論の期待度」は大きいらしい。


マスコミは「反小沢」「脱小沢」を強調し、
小沢の若干の影響力を危惧しつつも、民主党が生まれ変わったかのような報道を続けている。




でもね。
勘違いもいいとこ。


日本をダメにするという民主党の目的はなんら変わってない。
その手法が「小沢主導」から「菅主導」になっただけ。


民主党の問題点は「政治と金」「普天間」なんかじゃない。


むしろそんなのはただの目くらましで、
民主党の本質は
外国人参政権や、人権擁護法案や、夫婦別姓や、ビザの緩和や
中国や韓国に対するあらゆる手段を使っての資金提供にある。




たまたまトップ2が政治と金・普天間という問題で退場しただけであって、
本来の問題点には誰も触れようとしない。


もちろん、小沢という実力者が一時的に退場した事によって
彼の言う「改革」の速度は落ちるけど、無くなったわけではない。


むしろ。
無能だった鳩山時代より、結果的にはその速度が上がるだろう。


菅直人という政治家は、決して無能ではない。
個人的には良くも悪くも有能だと思っている。


アピール力もあるし、パフォーマンスも巧い。
ここぞという時の強引さもあるし、見栄えも良い。
なによりまだ63歳という若さである。何も知らなければ全てを任せたくなる。


でも。
この政治家の問題点は、その根本が反日活動家という事だ。
政治的忠誠心が、日本の民主主義に向いて無くて、
中国・北朝鮮共産主義社会主義に向いてる。


北朝鮮による拉致事件の実行犯の「助命嘆願書」にサインするような人間に、
総理になんてなってほしくない。




嘆願書の件について、本人は
「土井委員長(当時)に頼まれて署名しただけ。今は反省している」と言ってるが、
だからと言って拉致事件解決に向け、何をしたワケでもない。
日本の政治家が、日本人を守れなくてどうするんだ。


この点に於いては、ブルーリボンを付けている原口総務大臣の方がまだマシ。




そういえば。
北朝鮮が拉致を認めた時、在日米軍には緊急出動の待機命令が出たそうな。
米軍兵士も「こりゃ日本と北朝鮮の戦争だろ」と思ったらしい。
ま、それが普通の「国」の在り方。
で、これ(日本の為に北朝鮮と戦う)が在日米軍の考え方。


今じゃそんな事を思ってくれてるかどうかわかんないけどね。