□2007年2月・25□ 「うー、寒い」 僕とK子は妙に空気の澄んだ駅のホームに立っていた。 朝日が当たった部分だけは暖かかったが、全身が凍るような寒さだった。 「今日はありがとうね、話を聞いてもらっちゃって」 僕は寒さで充血した目でK子を見ながらお礼を…
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