□2007年3月・2□ もう、指輪なんて要らないんだ。 僕のその考えは、諦めでもあると同時に開き直りでもあった。 今更、何を取り繕おうと無くなったモノは仕方ないし、 いちいち弁解する気にもならなかった。 家に帰ると僕はヨメさんに指輪を落としたことを伝え…
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