大目にみろよ〜♪

○3月19日:小松左京の「日本沈没」発売(1973年)
      →小説はともかく、映画がなぁ・・・

  1. +

「3年目の浮気」という歌に「3年目の浮気くらい大目にみろよ」という歌詞がある。
 
 
 
これはどういう意味合いで言っているのだろう。
 
 
 
定説があるのかもしれないが

調べるのも面倒なので勝手に判断してみる。
 
 
 
 
 
説1:3年も経ってるんだから、浮気ぐらいいーじゃん

説2:3年って節目じゃん。そんな時期なんだし気の迷いだよ
 
 
 
 
まぁこの二つが有力でしょう。
 
 
 
1については「ばっかだなぁ、遊びだって、あ、そ、び」で済まそうとしている感がある。
 
 
 
 
「いやほら、最近ちょっとマンネリだしさ。それでちょーっと遊んじゃったというか。

 ゴメン! ほんっとゴメン。両手ついて謝るからさ」
 
 
こんな感じかもしれない。

一応、自分の非を認めた上で謝罪はしている。
 
 
 
 
2の場合

「そういう周期だしさぁ・・・ 別に本気で浮気したんじゃなくてサ。

 なんつーか、気の迷い?」
 
 
といった雰囲気かもしれない。
 
 
この場合、浮気=周期という「他者意見の流用」を行い

浮気=仕方ない事 として済ませている。
 
 
 
だから謝罪はしない。

むしろ「3年目なんだから当然だよ。怒る方がおかしいよ」と逆ギレ系だ。

  1. +

さて何が言いたいかと言うと

「3が節目」という説は一体どこからきたか、という事だ。
 
 
 
 
 
3週間、3ヶ月、3年。

よく「付き合って3ヶ月過ぎたし安泰かな」といった台詞を耳にする。
 
 
 
 
 
 
そもそもその根拠が分からない。

ひょっとしたら人間の体内時計には特殊なタイマーが付いていて
 
 
3の周期でアラームを鳴らしているのかもしれない。
 
 
 
 
ひょっとしたら3の周期で

「気の合う異性」に出会う確率が高いのかもしれない。

  1. +

でも仮にこの歌が「3年目=浮気しやすい」という説の元となっているとすると

事情が変わってくる。
 
 
 
 
つまり歌詞の上では「マンネリだしさぁ」が意味合いとなり

3の周期なんて無い事になってしまう。
 
 
 
 
流れを考えてみると

歌がヒット
 ↓
「3年目は浮気しやすいんだ」と思われるようになる
 ↓
3年目に浮気する人が増える
 ↓
「3年目=浮気の時期」という説が定着する
 ↓
拡大解釈をされ「3は節目。何かあるな」と思われる
 ↓
「付き合いだして3ヶ月目が見極め時」となる
 
 
 
という事になる。
 
 
 
 
なんだ、何の根拠も無いんじゃん、結局(笑