その2 の前に・2

○9月24日:畳の日
      →畳は好きだなぁ
    
++
 
 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040922-00000002-eiga-ent
がーん。。。 ゲイリー・オールドマン好きなのになぁ。
生身で出てれば、レオン以来のツーショットが見れたのに〜。
 
 

  1. +

 
 
「でな、何時頃かわかんないんだけど、目が覚めたらさ」
「はい」
 
 
 
「後輩Bがオレの布団の中に居たんだよ・・・・・」
「は?」
 
 
「いや、だからさ、布団の中に居たんだよ。いつ入ってきたかは知らないんだけど」
 
 
 
 
 
ひゃー。。。
意外というか、なんと言うか。
後輩Bは元々積極的というか、少し危険な香りのする子だったのは確かだ。
魔性とかそういうのではなく、基本的にマセた子だったのだ(当時としては)
 
 
 
 
例えば意識的か無意識かは解らないが、制服の胸元はいつも開いているし
スカートの丈も当時としては短い方だった。
 →それでいて元気に飛び跳ねるから、しょっちゅうパンツが見えてた(笑
 
 
 
 
僕も何度か腕に捕まって来られて、二の腕に乳を押しつけられた事がある
そりゃ感覚としては楽しめるが、そこで飛びつくのはリスクが有りすぎた。
 
 
 
 
 
つまり悪く言えば「カラダで誘う」部分がある子だった。
しかし、そこで先輩B(♂)にモーションをかけるとは思わなかった。
 
 
 
 
 
「で、どうしたんですか?」
「あいつさ、俺が目が覚めたのが分かったらしくてさ、抱きついてきたんだよ」
「で? ヤっちゃったの?(笑」
「おまえっ! 笑い事じゃないっての・・・・」
 
 
 
 
どうやら先輩は本当に参ってるようだった。
そんなに悪い子じゃないんだけど先輩が真面目なのか
それとも後輩Bの事がキライなのか。
 
 
 
「覚えてないんだよ、よく」
「寝ぼけてて?」
「酔っぱらってて」
「でも全く覚えてないって事は無いでしょ?」
「うん。抱きつかれて色々されてるウチに、オレもその気になっちゃったんだけど。。」
「やっぱヤっちゃったんじゃないですか?(笑」
「それが思い出せないんだよなー。オレさ、アイツ怖いよ、マジで」
先輩は真剣な顔だった。どうも笑い事では済まないらしい。
 
 
 
 
「なんでですか?」
「だってよ、みんな寝てるんだぜ、横で。普通するか?そんな事」
「しない、かな」
「だろ。大体アイツ、オレの事なんて何とも思ってない筈だぜ」
「そういやそうですね。ははは。なんで先輩だったんだろう」
その頃、後輩Bは他の先輩に言い寄られていたが、特に「誰が好き」というのは明かにはしていなかった。
多分「彼」という存在があれば良かったのではないかと思う。
 
 
 
「それがわかんないから怖いんだよ。後で何言われるか分かんないし」
「でも、ヤってはいないんでしょ?」
「多分・・・・」
 
 

  1. +

 
 
結局、その後後輩Bの口から事件が漏れる事は無かったし
僕も誰にも言う事はなかった。
 
 
 
僕も14年近く前の事だから、結局先輩がヤったかどうかは覚えていない。
その部分の記憶が全く無いのだ。
そもそも、この事件だって僕が「夢」を見るまですっかり忘れていたのだ。
 
 
 
夢を見て「あ、そういえば」といった感じで思い出したのだ。
 
 
 
卒業後、後輩Aはともかく後輩Bとは連絡を取る事は無かったし
先輩Bとの縁も暫くしたら途切れてしまった。
だからその時の真相を知る術は無いが、今更知っても仕方ない事ではある。
 
 
 
でもその「夢」を見てしまった今、少し気になるのは確かである。
 
 
 
夢の話はまた今度。