その1





○10月8日:レーザーディスクの日(1981年、パイオニアが発売)
      →すっかり見かけないなぁ。。。
 
 
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041008-00000302-yom-int
そりゃ「正しかった」と言いたいでしょう。
おかげて↓こうなったんだから。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041008-00000403-yom-bus_all
これで儲かるのはアナタの一族ですからねぇ。
  
 
++
 
  
「やっぱさぁ、男の人って多少は遊んでた方が良いの?」
R子は僕の作ったパスタをフォークで突つきながら聞いてきた。
 
 
 
「そりゃ多少はね。だってあまりにヘタなのは嫌でしょ?」
「うん、イヤ」
「今の彼は?」
「う〜ん、、、イマイチかな(笑」
 
 

  1. +

 
 
僕はR子と一緒に出掛けていたのだが、雨が強くなってきた事もあり
予定より早くR子の家に行った。
ゴハン作ってくれるんでしょ?」というR子のおねだりに負けた僕は
近くのスーパーに行き、遅めのお昼ゴハンの材料を買ってきた。
 
 
 
「どんなモノが食べたいの?」
カゴの中にジュースを入れたりお菓子を入れたりしながらR子に聞いた。
「うーん、、、どうしよう。パスタとか?」
「は? そんな簡単なモノで良いの?」
「うん。あ、そう言えば前にも作ってもらったよね」
R子は1.6mmのパスタを手に取ってカゴに入れた。
 
 
「あー、オマエが高校にあがる時の春休みね」
当時、R子は中学の卒業旅行という名目で、僕の住んでいる街へやってきた。
僕は会社を休み、R子にゴハンを作ったり、遊びに連れて行ったりした。
 
 
「でもパスタだとソース温めて終わりだよ?」僕はソースの缶を選びながら言った。
「えー、それだけじゃつまんない。何かちゃんと料理したモノも食べたい」
「そうだなぁ。じゃぁ寒い事だしスープはどう?」
「うん。それで良い」
 
 
僕は10年以上も前に女友達が作ってくれたスープの味を思い出しながら材料を選んだ。
 
 

  1. +

 
 
「R子さぁ、これで二品同時に作るのは難しいぞ(笑」
僕はキッチンとシンクを眺めながらR子に言った。
ワンルームなだけあって、ガスコンロは一口、シンクは40cm四方くらいしかない。
パスタを茹で、ソースを温め、スープを作る。
これを一つのコンロで同時に作らなければならないのだ。
 
 
 
「えー、マジで?」
そう言いながら困った様子もなく、部屋を片付けていたR子はキッチンにやってきた。
「狭いかなぁ、やっぱ」
「うん。なかなか難しいよ、これ。まぁ何とかやってみるけど」
「頼みます〜。 あ、いっけない。出しっぱなしだった!」
 
 
 
R子が急に大きな声を出すので何かと思ったら、そこには洗濯物が部屋干ししてあった。

  1. +

その2へ続く