その4
○3月7日:ハワイ島発見(1778年)
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050306-00000014-maip-pol 黙れ肉男
今更ながらチョコ9個目GET。銀座和光。
うめぇぞ、コレ。
先週、後輩のE美に貰いました。
そんなワケでE美シリーズの再開です(やっとかよ)
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「アタシね、ごっこで良いの。恋愛ごっこ。先輩はそういうのどう思う?」
僕は少し考えて、こう言った。
「ごっこでも何でも良いんじゃない? それで楽しければ(笑」
「軽いなぁ。先輩だったらごっこってしてみたい?」
「どうだろう。楽しければしてみたいかな」
多分、E美が言いたいのは疑似恋愛なのだと思う。
本人も「重いのとか、束縛とか、真剣とか、そういうのはイヤ」
と言っているのが良い証拠だ。
きっと
なんとなくドキドキ出来て
たまにすけべぇな事になったり
でも相手に真剣になられたくなくて
自分の今の生活をかき回す事の無い
そんな関係を求めているのだと思った。
でもそれは良いトコ取りな都合の良いハナシでもある。
ひとたび恋愛になれば、もちろん良い事だけではなく
ジェラシーだったり、面倒な事だったり、食い違いだったり
そういう部分は、多かれ少なかれ起こるコトだ。
個人的には「それが醍醐味なんじゃないか?」と思う事もあるけど
楽しい部分だけ、ってのは悪くない。
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「先輩、どう? ごっこ、してみない?」
「へ?」
E美は再度アプローチをかけてきた。
正直、E美は綺麗な子だし、僕としては「転がり込んできた旨いハナシ」なのだが
即答は避けてしまった。
「そうだねぇ、、、考えてみても良いかなー」
別に危険なワナが無いのは分かっているし
何も企んでいない、という事も分かる。
ただ、何かが僕の即答を避けたのだ。
でも面白そうなハナシではある。
だから
「でも、それも面白そうだな。試してみる? ごっこ(笑」
と僕はE美に答えた。
「やったー。じゃぁ今度、お酒呑みに行きましょうね♪」
E美はそう言ったが、それが実行されるまで
実に一ヶ月の時間を要してしまった。
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時間も遅くなってきたので、僕はE美を駅まで送っていった。
駅に向かう地下道を通りながら、僕が「電車、何分?」と時間を聞くと
「んっとね、10分くらい余裕があるよ」と言い
E美は足を止めた。
E美は繋いだ僕の手を引っ張りカラダを寄せてきた。
・・・こんな簡単で良いのかなぁ
と僕はココロの中で呟いたが、そこは成り行きに任せる事にした。
続く☆