重箱の隅を突っつく理系

○6月23日:ル・マン24時間耐久レースで、マツダが日本車初の優勝(1991年)
 →今年のル・マンは「6台F1」の陰でひっそりと終わっていた。
  昔みたく、テレビで放映して欲しい。パリ・ダカもそうだけどさ。

++
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050623-00000030-nks-ent 遂にやったか。余計な口は禍の元。 僕も気を付けなきゃ〜
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050623-00000037-sanspo-ent やべー、すげぇ楽しみ。 どっちの「あおい」も好きだしなー



今はもう晴れ間が見えてきたけど、今朝も雨だった。
ま、梅雨だから仕方ないんだけど。




友達に
「今日、僕も寝坊しちゃった」とメールを送った。






すると
















この雨はぽんのせいだ〜と返ってきた
 →さすがのノリ






だから








寝坊は珍しくないから、僕のせいじゃないもんと返信した。
 →エバれた事じゃないけど


▼▲


今朝の新聞、拾い読み。
--------------------------------------------------------------------------------------------------
[たばこ訴訟]「喫煙」患者側の控訴を棄却・・東京高裁
喫煙で肺がんなどの病気になったとして患者ら6人(うち3人死亡)が日本たばこ産業(JT)と元社長2人、
国を相手に計6000万円の損害賠償と自動販売機での販売禁止、たばこ広告の禁止を求めた訴訟で、
東京高裁は22日、1審・東京地裁判決(03年10月)を支持し、患者側の控訴を棄却した。


秋山寿延(としのぶ)裁判長は「有害性はあるがアルコールなどに比べ依存性は弱く、
喫煙者自身の意思と努力で禁煙できないほどのものではなく、製造・販売が違法とは言えない」
と1審同様の判断を示した。
患者側は「たばこの有害性を十分知らされず発病した」と主張。
判決は「喫煙で肺がんなどになるリスクが増加するとの原告側主張は疫学上の推計値で、
原告個人の病気と喫煙との因果関係を直ちに肯定するものではない」と指摘した。


・・・伊佐山芳郎・弁護団長の話
1審判決の無批判踏襲だ。今年発効した「たばこ規制枠組み条約」では、
有害性や喫煙と病気との因果関係が明確に認定されているのに全否定する判決だ。
--------------------------------------------------------------------------------------------------




喫煙者なら気付いていると思うけど、
ここ1ヶ月くらいでタバコのパッケージが変わってきた。


下三分の一にタバコの有害性についての警告文が載っているのだ。*1
心筋梗塞になる危険性だったり、肺ガンの原因だったり、まぁ色々だ。
 →ちなみに同じタバコでも箱によって書いある内容が異なる




吸ってる方としては、そんなの知ってる事だし
分かってて吸っているのだ。
だって煙吸ってるんだもん。カラダに良いワケが無い。


JTも苦肉の策だとは思うんだけど、それを読んで
「おお、そうなのか。じゃぁ止めるかタバコ」と思う人がどれだけ居るのだろう。


禁煙なんて、誰かに言われてもなかなか出来るモノではない。
ましてや、統計や警告文で出来るモノでもない。




本人が「止めよう」と自発的に思わない限り、禁煙は出来ない。*2


▼▲


上の記事で弁護団
たばこ規制枠組み条約では、有害性や喫煙と病気との因果関係が明確に認定されているのに全否定する判決
と語っているが、
今回の判決に限って言えば因果関係が無いという事になる。


別に「法で因果関係が無いって言ってんじゃん。いえーい」と思っているワケではない。






ただ判決の中に
「何でもかんでもタバコのせいにして、いちいち訴えてくるなよ・・・」
というため息が見えるような気がしたのだ。




僕は細かい事を言うのは嫌いだし、細かい事を言う人はもっと嫌いだ(笑


丁寧なのは良い。


でも重箱の隅を突つくような、器の貧弱な細かさが嫌いなのだ。*3
 →こういうヤツに限って、20年くらい前の事をグチグチ言いたがる。
  根に持つし、逆恨みしそうだし、わら人形でも持ってそうだし。




だから
「たばこの有害性を十分知らされず発病した」と主張。とか聞くと
うんざりするし、アホかと思う。
それこそ自己責任のハナシだし、本人の問題だ。


「まったく知らされず」なら裁判でもなんでも起こせば良い。
でも「十分知らされず」ならば、危険性は知っていた事になるし
知った上で吸っていたのだから、誰も責める事は出来ない筈だ。


▼▲


「言いがかり裁判」で有名なのはやはりアメリカで


マクドナルドでコーヒーをこぼしてヤケドした老婦人
マルボロの広告モデル*4の未亡人
の二つが記憶に残っている。




ヤケドの方は「熱いから気を付けろ」と書いていないからヤケドした
と言う責任転嫁だし


マルボロ未亡人の方は「夫は広告撮影の度に吸わされて肺ガンになった」という
無茶苦茶な関連付けだった。*5




この二つに比べれば今回の裁判はまだマシなんだろうけど
それでも「揚げ足取りの責任転嫁」の雰囲気は拭い切れない。




だってお酒に酔った人が、足元を誤って階段から落ちて死んだとして、
遺族が「酔うと足元がふらつき、事故の危険性がある」と書いてないからだ。
と言いがかりをつけるようなモノだもの。






吸うのも自分、飲むのも自分。


自己管理すら出来ない人には、タバコもお酒もダメですな。








って、
寝坊した僕がエラそうに言えるワケでも無いんですが(笑

*1:おかげでデザイン台無し

*2:僕は当分止めないだろうけど

*3:理系に多い

*4:カゥボーイハットの渋い中年

*5:その程度で肺ガンになるんだったら、僕はとっくに死んでる