美容師のおねーさんと仲良くなろう計画・後編
○6月29日:星の王子さまの日 →作者アントワーヌ・ド・サンテグジュペリ(Antoine de Saint-Exupery)の誕生日 舌噛みそう。早口言葉にいかが?
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050629-00000009-nks-ent えーと、それは菊川怜のコトですか?(笑 だったら納得。
確かに専門学校を出て、すぐ就職すればハタチだけど
それを目の当たりにするとは思わなかった。
そんな感じに色々お喋りをし、無事にカットが終わった。
帰りがけ
「また来て下さいね」
と言ってくれたんだけど、どうせチラシ配りで会うのだろう(笑
それに気付いてか
「あ、でもまた駅の辺りで会いますね(笑」
とおねーさんも言っていた。
腕も良いし、気さくだし、かわいいおねーさんだったし
髪もスッキリしたし、切りに来て正解だったかもしれない。
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ところで、どういう経緯で髪を切りに行ったか、
ってコトですけど、こんな感じです。
僕が仕事先から帰ってきて駅を出ると、チラシを配ってるおねーさんが居た。
たぶん、僕に挨拶をしてくれる子だ。
僕が近づいて行くと「あ、こんにちはー」と挨拶されたので
「こんにちはー。今日も暑いですねー」と僕も答えた。
「せっかくだから1枚下さい」
「あー、いつもありがとうございますー」
「いえいえ、貰うだけで、お店には行ってないですし(笑」
そう答え、僕はチラシを拡げた。
「でも、そろそろ切りたいとは思ってるんですよ」
僕は伸びきった髪をいじりながら話しかけた。
「普段は何処で切ってるんですか?」
まぁ当然の質問だろう。
「洗面台」
僕はアッサリとそう答えた。
「え?」
おねーさんは不思議な顔をして聞き返して来た。
「洗面台なんですよ、いつも。自分で切ってるから(笑」
「えー!! ホントですか???」
「ホントなんです。通ってたお店が改装中なんですよ」
「へー。そうは見えないなぁ。器用ですね〜。あ、後ろ見せてください」
「そんな器用でもないですよ。結構ザックザクに切ってますから(笑」
僕は笑いながら後頭部をおねーさんに見せた。
「あ、ホントだ。少し長さがまちまちですね(笑」
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この会話の流れで行けば
違和感無くおねーさんに切って貰えそうな雰囲気だった。
僕は元々人なつっこいし*1
仲良くなろうと思えば、大抵のヒトと仲良しになれる自信がある。
会話の感じからすれば、気さくに話す事は出きるし
やりようによっては、ケーキにくらいは誘えるかもしれない。
幸い、感じの良いヒトだし、顔もかわいい。
髪を切りに行くのなんて2ヶ月に1回くらいだけど、何かしら方法はあるだろう。
などと、そんな事を一瞬の間に考えながら話を続けた。
「そうなんですよー。短くするには自分で切るのにも限界があるんですよねー」
「ですよねぇ」
「おねーさんはいつもは切ってるヒトなんですか?」
僕は会話の核心に触れた。
この返答によって対応が変わってくる。
切ってるヒトなら話は早い。
切ってないヒトだと、仕切直しで作戦を変更しなければならなかった。
「え? あ、切ってますよ〜」
よっっしゃ!!!←ココロのガッツポーズ
ここで「へー。じゃぁおねーさんに切ってもらおうかな、せっかくだし」
と言えば、第一段階はクリアだ。
そう思い、僕は口を開こうとした。
すると
「でも、今月一杯で辞めちゃうんですよ、お店」
と、おねーさんが済まなさそうに続けた。
な、、、
なんだそりゃ・・・←ココロのため息
これじゃ計画も何も無いじゃん(笑
でも、切りたいのは確かだし、
せっかくだから切って貰おう。
「へー。そうなんですか? でもまだ居るんでしょ?」
「ええ、居ますよー」
「そしたら切って下さいよ、僕の髪」
「え? 良いんですか? アタシで」
「もちろん良いですよー。退職の手向けに指名しますよ(笑」
「ホントですか〜。ありがとうございます〜」
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と、いう感じでおねーさんに切って貰うコトになったワケです。
だから、計画も何も
実は最初っから頓挫してたんです(笑
というか、計画を実行するまでもなく挫折(笑
だって、切って貰えるのは1回だけだし(笑
ほんのちょっと思わせぶりに書いたのは
僕の単なる見栄です(笑
良いじゃんよぅ。
架空の可能性に楽しみを覚えたってサ。
だって最近良いコトないし、面白いコトも無いし、すけべぇなコトもないし、なんか知らんが健全だし、楽しいコトも無いし・・・・・・・
ブツブツブツブツグチグチグチグチグチブツブツブツブツ・・・・・・・
*1:別名:図々しい