月日は人を変える。か?
○9月16日:マッチの日 →近藤真彦の日、ではない。 配給制だったマッチの自由販売が認められた日(1948年)http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050915-00000012-ykf-ent なぜモテるかって? 流行りだからでしょ?
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10年という月日は、人を変えるのだろうか。
容姿にしても、人間性にしても。
僕はハタチの頃から、性格は随分変わったと思う。
考え方や価値観も激変しているはずだ。
容姿は、まぁそんなに変わってない。
→そう、だから見た目はハタチなのさ。へへへん
ま、僕の戯言はおいといて、10年振りに会った人の話。
☆
僕がそのヒトにバッタリ会ったのは、取引先に向かう電車の中だった。
席に座り、中吊り広告を見ていた視線の先に
その顔はあった。
誰かって?
高校の時の先輩ですよ。
誰かって?
大魔王先輩の彼女ですよ。*1
U子の事を書いた「1990年」に出てくる人です。
いやー、ビビった。
まさかこんな電車の中で見かけるとは。
懐かしさも手伝って、声を掛けてしまった。
「うっそ、なんでこんなトコで会うの?」
というのが先輩の第一声だった。
そりゃこっちのセリフだよ(笑
幸か不幸か降りる駅が同じで、僕も時間に余裕があったので
軽くお茶をする事になった。
☆
先輩は
「いやー、まいった。今日は午後が休みなんだけど、散歩して帰ろうと思ってたら○○で□□で」
とマシンガントークを始めた。
あのー、話の前後がまったく見えてこないんすけど・・・
仕事の話とか、昨日の飲み会の話をされたって
10年ぶりに会った僕に分かるワケがない(笑
僕は仕方なく共通の話題である高校の話を出して、会話を続けた。
数分、高校の話をしていると先輩のケータイにメールが入った。
「ゴメンねー。今日、返信が早いから戻りが早くってさ。職場で○○君が□□で▼△でさ」
と、またもや意味不明なマシンガントークを始めた。
職場って言ったって、何の仕事してるか知らないっての。
○○君の事だって、知ってるワケが無い。
やっべー
すっげぇ疲れる・・・
マジ、逃げ出したい(笑
☆
話が一息ついた所で、先輩が
「ホント、久しぶりだよねー」と言ってきた。
やっと会話が現世に戻ってきた(笑
「そうだねー。10年ぶりくらいだよね」
「ぽんもあんまり変わらないね。相変わらず細いし」
「そう? 先輩もあんまり変わってないよ」
「見た目だったら嬉しいなー」
と先輩は調子よく言って笑った。
「まぁ、見た目もそうだけど、性格とか(笑」
→テンションが高いままだ、って言ってるんだよ。気付け!
「そうかなぁ」
先輩は少し不服そうだった。
「うん。なんつーか、月日は、ヒトを変えないね(笑」
「うわ、むかつく、この男(笑」
先輩はそう言って笑ったが
ほんっとに変わってないのだ。
ヒトの意見を聞かないマシンガントークや
→騒がしい
会話に意外性があり、相手を飽きさせない所や
→話に道筋が立てられず、挿話が多すぎるので聞いてる方は疲れる。
しかもテーマに関係無い話まで入ってくる
誰にでも話しかける社交性の高さや
→話の前後が読めないから、意味不明
天真爛漫な明るさや、ムードメーカーな所など
→テンションが高すぎるんだよ。疲れる・・・
20代前半の頃と同じままだった。
☆
お店を出て「じゃぁまたね」
と別れたが、わざわざ連絡を取る事もないだろう。
だってケータイの番号知らないし、聞く気も無かったし(笑
つか、ヒトと会っててこんなに疲れたのは久しぶりだった。
僕にだって、会って話てて
「背中を向けて逃げ出したい」と思う事はある。
出来る事なら、もう関わりたくないなぁ・・・(笑
正直、災難だったヨ。
*1:高校在学時の