月日は人を変える。か?

○9月16日:マッチの日
 →近藤真彦の日、ではない。
  配給制だったマッチの自由販売が認められた日(1948年)
  1. +
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050915-00000012-ykf-ent なぜモテるかって? 流行りだからでしょ?



10年という月日は、人を変えるのだろうか。


容姿にしても、人間性にしても。




僕はハタチの頃から、性格は随分変わったと思う。
考え方や価値観も激変しているはずだ。




容姿は、まぁそんなに変わってない。
 →そう、だから見た目はハタチなのさ。へへへん




ま、僕の戯言はおいといて、10年振りに会った人の話。





僕がそのヒトにバッタリ会ったのは、取引先に向かう電車の中だった。


席に座り、中吊り広告を見ていた視線の先に
その顔はあった。








誰かって?






高校の時の先輩ですよ。
















誰かって?






大魔王先輩の彼女ですよ。*1




U子の事を書いた「1990年」に出てくる人です。






いやー、ビビった。
まさかこんな電車の中で見かけるとは。




懐かしさも手伝って、声を掛けてしまった。


「うっそ、なんでこんなトコで会うの?」
というのが先輩の第一声だった。




そりゃこっちのセリフだよ(笑




幸か不幸か降りる駅が同じで、僕も時間に余裕があったので
軽くお茶をする事になった。





先輩は
「いやー、まいった。今日は午後が休みなんだけど、散歩して帰ろうと思ってたら○○で□□で」
とマシンガントークを始めた。




あのー、話の前後がまったく見えてこないんすけど・・・
仕事の話とか、昨日の飲み会の話をされたって
10年ぶりに会った僕に分かるワケがない(笑




僕は仕方なく共通の話題である高校の話を出して、会話を続けた。




数分、高校の話をしていると先輩のケータイにメールが入った。






「ゴメンねー。今日、返信が早いから戻りが早くってさ。職場で○○君が□□で▼△でさ」
と、またもや意味不明なマシンガントークを始めた。


職場って言ったって、何の仕事してるか知らないっての。
○○君の事だって、知ってるワケが無い。












やっべー






すっげぇ疲れる・・・




マジ、逃げ出したい(笑





話が一息ついた所で、先輩が
「ホント、久しぶりだよねー」と言ってきた。




やっと会話が現世に戻ってきた(笑


「そうだねー。10年ぶりくらいだよね」
「ぽんもあんまり変わらないね。相変わらず細いし」
「そう? 先輩もあんまり変わってないよ」
「見た目だったら嬉しいなー」
と先輩は調子よく言って笑った。




「まぁ、見た目もそうだけど、性格とか(笑」
 →テンションが高いままだ、って言ってるんだよ。気付け!
 





「そうかなぁ」
先輩は少し不服そうだった。




「うん。なんつーか、月日は、ヒトを変えないね(笑」
「うわ、むかつく、この男(笑」
先輩はそう言って笑ったが






ほんっとに変わってないのだ。




ヒトの意見を聞かないマシンガントーク
 →騒がしい




会話に意外性があり、相手を飽きさせない所や
 →話に道筋が立てられず、挿話が多すぎるので聞いてる方は疲れる。
  しかもテーマに関係無い話まで入ってくる




誰にでも話しかける社交性の高さや
 →話の前後が読めないから、意味不明




天真爛漫な明るさや、ムードメーカーな所など
 →テンションが高すぎるんだよ。疲れる・・・






20代前半の頃と同じままだった。





お店を出て「じゃぁまたね」
と別れたが、わざわざ連絡を取る事もないだろう。






だってケータイの番号知らないし、聞く気も無かったし(笑






つか、ヒトと会っててこんなに疲れたのは久しぶりだった。


僕にだって、会って話てて
「背中を向けて逃げ出したい」と思う事はある。




出来る事なら、もう関わりたくないなぁ・・・(笑




正直、災難だったヨ。

*1:高校在学時の