6:天秤の傾き

○1月27日:ハワイ移民出発の日(1885年、ハワイへの移民第一弾が横浜港を出港)
      →良いな〜 あったかそうだなぁ〜
  1. +
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060126-00000111-reu-ent 食生活を変えれば・・・・



12月に入ってから、My子とお茶をする機会を設けた。


月初にMy子の空いている日を聞いていたので、
ある程度、会える日程は決まっていたのだ。




カレンダーには
いくつかMy子のオフの日が記入され、僕にスケジュールを伝えていた。




月の始めは、それまで通り会って話して笑って過ごし、
「今月はクリスマスだねぇ」とか
「ケーキとか食べたいよね」とか


そういう浮いた話しをしていた。






W子と2回目に会った何日か後、*1
「クリスマスには早いけど、ケーキを食べよう」という事になり


My子と喫茶店で向かい合っていた。






僕はMy子と話しながら、どこか上の空だった。




話しをしていて、それなりに楽しいのだが
特に何、というワケではないのだが、どうもテンションが上がらなかった。





「クリスマスかー。ぽんくんはどうするん?
 連休やし、やっぱり家?」


My子は紅茶を飲みながら聞いてきた。


「そうだねー。3連休でしょ? どう考えても外出不可だよね」
僕は笑いながらそう答えた。


それは全くの事実で、さすがに出掛けるワケにはいかなかった。
 →実際には大掃除をしていたワケだけど(笑






「そうやよねー。ほいならその前に会わへん? ゆっくりと」
「そうだねー。そうする以外、難しいよなぁ、実際」
「したらどうする? 家でゴハンとかでもええけど、休みとか取れるん?」




僕は「うん、じゃぁ家に行くから休みを取るね!」
と即答する事が出来なかった。




行けば、当然「オトナな時間」になるのも分かっていたけれど
何となく、返事をすぐに出す事が出来なかった。






僕はココロの何処かで
スケジュールの決まっているMy子と会う事と
まだ、いつ会えるかわかっていないW子を天秤にかけていた。




My子が空いている日に、W子と会える事になったらどうしよう。
My子の家に行った翌日に、W子と会うことになったら、どうなるんだろう。






僕は、そんな事をあてもなく考え








そして






いつ会えるか分からないけど


W子を優先させる事にした。










僕はMy子に
「今月、まだちょっとわからない」と伝え、
会う日にちを決めなかった。






そして、
次にMy子と会うまで、






思ったより長い時間がかかる事になった。





[独り言] 電車かバスか・・・