心を動かす力
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061107-00000023-oric-ent 「やおい」なら20年前からある現象なのだが。ファンロードとかね(笑http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061108-00000004-san-bus_all 要は「貴金属を買え」と。
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■今日のアクマ■
「拒絶」
心から望んでいる事を断る事。拒絶には次のような数段階があるが、順を追って弱くなる。 1・絶対的拒絶 2・条件的拒絶 3・試験的拒絶 4・女性的拒絶 但し4は肯定的拒絶とも言う
引用:新編 悪魔の辞典 (岩波文庫)
「結婚しよう」という一言に、
女性はドコまで心を動かされるのだろう。
昨日、夕飯を食べながら僕の歩く道を見て、ふとそう思った。
見ていないヒトの為に簡単に人間関係を書くと
草なぎ君:主人公 自閉症
香里奈:主人公の幼なじみ 自ら進んでお世話係り 葛山と不倫中
葛山伸吾:香里奈の先輩 恋人 妻有り
という感じです。
剛くんは香里奈に対し、絶対的な信頼を寄せている。
それは寄りかかるといった甘え的な事ではなく、
「この人の言う事なら間違い無い」といった雰囲気のもの。
香里奈は小さい頃から自閉症の剛くんと一緒だった事もあり、
よき理解者であり、保護者的な一面も見える。
カレである葛山とは不倫の関係であるが、突然家に来られたりするのは嫌がっている。*1
これは「不倫だから多くは望みたくない」という自己防衛の転化だと思われる。
つまり、不倫なのにのめり込んで、後で傷つきたく無いから、予め一線を引いている状態。
葛山は不倫である事に引け目を感じている。
「なかなか会ってあげられない」というセリフから、それは見て取れる。
☆
さて、問題は先週のラストシーンから。
シーンは香里奈の家の前。外はドシャ降りの雨。
剛くんに渡すモノがあり、香里奈は「ここで3分待ってて」とマンションの前に剛くんを待たせる。
香里奈は部屋に戻るが、玄関の前には葛山が待っていた。
「もう来ないでって言ったでしょ?」と香里奈。
「妻と別れたんだ。結婚しよう」と葛山。
戸惑う香里奈。
外で3分以上待たされた剛くんはパニック状態になる。
そして昨日の放送。
剛くんは病院に運ばれる。
担当医と話す、香里奈と剛くんの母。
担当医から*2
「彼が頼りにしているあなたに、一度会っておきたかった」と言われる香里奈。
剛くんが落ち着いたので、家に帰る香里奈。
玄関には葛山の靴があり、彼は部屋で待っていた。
「大丈夫だった? 彼」
「うん。落ち着いたみたい」といった感じの会話。
→もちろんパニックにさせた原因を作ったのは香里奈
そこで香里奈から出た言葉は
「アタシ、あなたと結婚する」
☆
えええええええ?
と、思ったワケですよ、僕は。
いや、プロポーズを受けるのは構わないんだけど、
今、自分が原因でパニくった自閉症の幼なじみを病院に連れてったばっかりじゃん!
しかも信頼されまくってるのに。
何も、今、そこで受け入れなくっても良いんじゃないの?
今日の今日だよ。さっきの今だよ?
それじゃぁ、あまりに香里奈は薄情じゃない?
せめて翌日に返事するとかさぁ。
そんな、さっきまでのトラブルをすっ飛ばすほど、
「結婚しよう」というセリフには、女性の心を動かす力を持っているんか?
その辺りが、僕にはナゾなのです。
☆
ちなみに、プロポーズを受けた後はトントン拍子に話は進み、
あ! っという間に引越を終え、
ああ! っという間に結婚パーティーなんぞしておりました。
まぁ、剛くんが一応は香里奈を祝福している雰囲気だったけど
今後、どうなる事やら。
スピーチで葛山は
「これから二人で幸せになります!」みたいな事を叫んでいたけど、
数年前にも別人を横に叫んでたんだろうなぁ・・・
などと思ってみました。
まぁ、実際そんなもんだろうな、人生なんて。
→僕には批判する資格無いし(笑
☆
[独り言] コーキン仕様