お飾り
http://www.zakzak.co.jp/top/2006_11/t2006112125.html >厚生労働省の統計では平均的サラリーマンの残業は月１３時間程度 うっそ、そんなもん？
■今日のアクマ■
「エプロン」
胸につけて、衣服で手が汚れないようにするための一枚の布きれ
引用：新編 悪魔の辞典 (岩波文庫)
今年も性懲りもなく「いい夫婦の日」がやってきました。
知るかボケ。
だから ってワケじゃないけど
再び「僕の歩く道」の事。
→前の記事は→コチラ
本来、自閉症云々のドラマだから、
こーいった側面からこのドラマを見るのは変なんだけど、
早くも香里奈×葛山夫妻に暗雲が立ちこめてきたもので。
☆
こないだの続きを簡単に。
主人公、剛君は「結婚」がどういうことか良く理解できず、
都古(香里奈)の新居に遊びにいってしまう。
しかしそこは既に自分の知っている「環境」ではなかった。
「都古ちゃんは結婚しちゃったの」と親に諭され、
"家に行ってはいけない"と思うようになり段々とストレスがたまり
ついには仕事に支障を来すようになってしまった。
しかし、周囲の助力もあり、(特に小日向文世)
なんとか「都古ちゃんの居ない生活」に順応していく主人公だった。。。。
ってな感じがこないだまで。
そして今週から新たな展開って感じでした。
予想された今度のトラブル・出来事は
1・甥っ子の塾問題
2・お母さんのカラダの具合
3・妹(本仮屋ユイカ)の将来設計(彼との関係も含む)
4・毎朝会う、自転車乗りのおじさんとの関係
5・動物園の内紛(園長の大杉漣と小日向文世との確執)
6・都古がグチった「ドレスはコレにしろって。アタシの意見なんて聞きもしないの」という一言
って感じなんだけど、
1については解決してしまった。
すげーあっけなく。
もっと大喧嘩に発展して「凶悪な受験勉強は母親のエゴだ」
って事をボロクソに言って欲しかった(笑
ち、つまらん。
2は、今検査入院してるけど、結果はまだ不明。
3は2に関連してくると思うんだけど、
妹は「将来的には自分が兄の面倒をみる」と考えてたっぽいんだけど
2の検査具合によってはまだ流動的っぽい。
お母さんが倒れちゃったりしたら、さぁ大変。
4は来週辺りに進展がありそう。
5も来週かな。大杉漣がリストラにあってそうな気配
で、問題は6。
どうやらダンナが大学時代の同期が集まったパーティーに行くらしく、
その同伴として都古も駆り出されたのだ。
そのドレスを選ぶ時、ダンナは「コレを着るように」と命令？したそうな。
僕はその時「ん〜〜〜〜〜？」と思ったワケです。
医者とか獣医の大学同期って言ったら、まぁ、大半がライバル関係。
それも悪い意味での見栄合戦的な。
そこへ同伴させるのはまぁ良いとして、
着る服を指示するってのは、
「せめてこういう服じゃないと恥ずかしい」とか
「オレの妻ならこの服を着ておかないとカッコつかない」とか
そういう考えが根底にあるはずだ。
昨日のラストでそのパーティーが行われたんだけど
ちょびっと遅刻した都古に、激しい剣幕で怒るダンナ。
そして少し不機嫌になる都古。
☆
と、そんな感じだったワケですが・・・・
都古、ただのお飾りですな、これは。
昨日の「物欲」でいうトコロの顕示欲。
単純だと書いた、かわいくて器量ヨシの典型というか。
つまり、ダンナにとって「妻」は
"都古"じゃなくちゃダメ というよりは
"若くてキレイで同じく獣医"である都古じゃなきゃダメ って事なのだろう。
同期に対する見栄を張るためには。
もしくはプライドとして。
世の中には
「美人で自慢の奥さん」みたいな人がいるだろうけど、
それは
「へへへ。美人だろー、良いだろー」という"自分が嬉しい"自慢と
「へへへ。美人だろー、すげーだろ」という"他と差別化するための"自慢の
二種類がある。
この葛山の場合は明らかに後者で、次回の放送以降
きっと「アタシはあなたの何なの？」というようなセリフが都古の口から聞けるハズです。
さぁ、この夫婦の先行きはいかに。
☆
個人的にはケンカして溝が埋まらず離婚って事になると楽しいんだけど、
→すると葛山は1回のドラマで2度離婚する事になる(笑
どうもドラマの作りから考えると、丸く収める傾向があるので
何だかんだで修復しそうな感じもするんだよなー。
ドラマの本筋はまぁ楽しみだし、
同じ「社会派ドラマ」である14歳の母より何億倍も出来が良いけど
あまりテーマを詰め込みすぎると、ロクな事にならないと思うんだけどなー。
☆
このドラマを見た後、
ぷっすまで爆笑してる僕も僕だけど(笑
☆
[独り言] にぇむい
