万能論
いやはや。終わりましたね、ラスト・フレンズ。
前に書いた感想は↓コチラ
http://d.hatena.ne.jp/pon_cat/20080411
http://d.hatena.ne.jp/pon_cat/20080515
んで、率直な感想。
子ども万能論
もしくは
そしてみんな幸せに暮らしました的お伽噺
予想通り尻切れトンボというか、まとめきれず。
脚本家が放り投げたとしか思えない結末(笑
だから言ったじゃん
テーマを詰め込み過ぎると捌ききれないよ って。
☆
とりあえず、卑怯者のソースケ。
「君を自由にしてあげる」って、
思いっ切り縛ってるじゃん(笑
本当に自由にしてあげたいのならば、姿を消すしかない。
コイツ、あの手紙も計算の上だな(笑
その計算にのせられたミチル。
どこまでもイヤな女で終わってくれて一安心。
死ぬつもりなら、誰も知り合いが居ない場所へ行けよ(笑
「ソースケに許された気がした」って、許されてないから、それ(笑
つか、生きてんじゃん(笑
てっきりルカとタケルがこの子どもを育てる展開になると思ったのになぁ。
産まれてきた子ども。
ソースケにソックリなんですけど(笑
見てて吹いた(笑
ルカ
ルカ本人はともかく、家族の物わかりの良さに驚き。
葛藤も何もなく、みんな笑顔(笑
ただね、性同一性障害ってワリには「弱さ」がありすぎるんですよねぇ。
女性的な弱さ とでも言うべきか。
どうやら「性別違和症候群」なんじゃないか と。
タケル
やっと最終話にして悩みを吐露。
でも、根本的な「原因」は語られず。
きっと脚本家の能力が足りなかったからであろう。
「姉は絶対に裏切らない仲間を作りたかったんだと思う」ってのはともかく
そのために「何が起きたか」を語れよ(笑
語らなくてもそこはご想像で・・・
という脚本家の声が聞こえてきそうだけど、それは言い訳だろうな、きっと。
エリィ
なんて気丈なムスメさん^^
オグりん
最後の最後で「漢」になったねぇ(笑
☆
どこからツッコんで良いのか分からないくらい
ツッコミ処が満載の最終回でした。
まず、葛藤が何も語られていない。
ここで言う葛藤とは、結果を出す為の理由付けである。
結果がどんなにお花畑な内容であろうとも、
葛藤が描かれていれば一応の筋は通る。
ミチルがソースケとの子どもを産むと決意するまでの葛藤。
え? あった?
うそー。
あんなの葛藤でもなんでも無いじゃん(笑
ルカの家族がムスメの症状を理解するまでの葛藤。
え? あった?
うそー。
あんなの葛藤でもなんでも無いじゃん(笑
この二つはこのドラマに於いて最も重要なテーマであったはず。
なぜ、DVを受けていたオトコとの子どもを産む決心をするに至ったのか。
ムスメとして育つ事を望んだ親が、納得するまでの経緯。
そういった部分が語られないと、
「本当にそういった現実がある人たち」へのアドバイスにはならないし、
「今を生きる若者」たちへのメッセージにもならない。
都合の良い結論だけ出されて、
はい、みんな幸せになりましたよ ってんじゃ何の意味もない。
☆
そもそも、最終回は疑問点だらけだ。
まず時系列。
あっという間に妊娠5週目で、あっというまに出産。
その間、タケルとルカは何をしてたんだ?(笑
ミチルを迎えに行った時の二人。
バイクで事故らせる必要性が無い。
病院で見かける という設定は必要ないじゃん、居場所が判明したんだし。
砂浜でキャンプ。
いつテントを買ったんだ?(笑
つかテント飛ばされるから、あんなトコに建てたら(笑
しかもあんな軽装でバイクって(笑
美容室の先輩
で、DV受けてたみたいだけど、その後の登場は無し?
他にもあるけど、もう書くのが面倒になってきた。
あ、あった。
ミチルの出産シーン。
なんであんなに演技が下手なの?(笑
☆
まぁ、個人的な見解だけど
ミチルとソースケが居なければ、良いドラマだったんじゃない?(笑
あの二人が全ての元凶じゃん。
イラネ。
まぁ、毒消しとしてエリィとオグりんの結婚式があったんだけど、
それだって結局はご都合主義。
でも、花束のシーンは格好良かったなぁ。
来週、もう1回放送するらしいけど、
それをどうするのか、楽しみです。うほほほほ。
☆
あ、別件。
絶対彼氏。
だんだんと相武紗季すらムカついてきた(笑
フランス行けよ ってツッコミを入れちったよ(笑