非婚おめでとう

このカテゴリは久しぶりだな。


☆


僕は過去に結婚について色々と書いてきたと思うけど、
これはねーな。




■以下引用■


http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008101400147&genre=C4&area=K00


結婚という制度の問題点を考えてもらおうと、「反婚」を掲げたデモが１３日、京都市内で行われた。
１人で子育てをする女性や、性差別の問題に取り組む人ら約５０人がウェディングドレス姿や男装で参加し、
「婚姻制度には差別がいっぱい」などと訴えた。


企画した「陽のあたる毛の会」の桐田史恵さん（30）は１０代で出産し、１人で子育てした。
養育を通じてさまざまな問題に突き当たり、結婚制度についての勉強会を左京区で始めた。


桐田さんは「子守りをしてくれる人を探しても家族制度が壁になったし、友達に結婚しない生き方を理解してもらえない。
『反婚』という言葉を作って呼びかけると、結婚という慣習に違和感や疎外感を感じている人がたくさんいた」と話している。


デモは左京区の平安神宮から、下京区の四条河原町を経て東山区の円山公園前まで歩きながら、
「異性にずっと養われるってどういうこと？」「結婚がおめでとうの社会は、非婚の人が生きづらい」
などと呼びかけた。


■引用終了■


僕は確かに結婚制度に対して疑問を持っていたけど
いくらなんでも結婚がおめでとうの社会は、非婚の人が生きづらい
って発想には至らなかった。


読みながら
「知るかよアホ。結婚するしないは個人の自由で、アンタは結婚しない自由を選んだだけだろ。
　それなのに差別だなんだって、単なるワガママだろ」って思った。






この女史、結婚制度に対する問題を提起したいんじゃなくて、
根本にあるのは性差に対する憎悪だろ。


だから「反婚」ってのは単なる看板・口実で、
その先には男女共同参画やら、女性優遇社会やら、そういったモノが見え隠れしている。


なんでもかんでも「差別」ってコトバを使うあたり、まさにそれ。


気になって調べてみたら九条の会とかいろいろヒットしたんで、
つまりは社会党系のヒトでした。


そう考えると、言い分には納得。


☆


シングルマザーや、性差に関して問題があるのは分かる。
確かに不利な面もあるだろう。


それに対し「平等な権利を」と求めるのも正しい。
しかし、こういった人たちの言い分は「平等」ではなく「優遇」でしかない。
言い換えれば「とにかく権利をよこせ。どんどんよこせ」なのだ。


つまり、何を得ても納得しないワケだ。




「結婚がおめでとうの社会は、非婚の人が生きづらい」と言うならば
「良かったね、非婚で。おめでとう！！！」という社会になれば
どうせ「バカにされた。差別だ」とか言い出すだけだ。


☆


とりあえず、ツッコミ処がいっぱいあったので書いてみる。


１人で子育てをする女性や、性差別の問題に取り組む人ら
反婚と「性差別の問題」に、何の関連性が？　「手紙に於けるP.Sの効果」ですか？(笑
　→本題はP.Sに書かれてる　ってヤツね。




ウェディングドレス姿や男装で参加し
良かったじゃん、ウエディングドレスを着れて(笑




婚姻制度には差別がいっぱい
例えばどんな事？




子守りをしてくれる人を探しても家族制度が壁になった
つまり、友人夫婦に子守を頼んでも断られたって事？
アホか。保育園だってあるだろ。
どんだけ自分勝手な言い分なんだよ(笑




友達に結婚しない生き方を理解してもらえない
まぁ、この調子の方だからねぇ。言い方に問題でもあったんじゃない？
きっと友人は「あー、はいはい。また何か言ってるよ」くらいにしか思ってないよ(笑




結婚という慣習に違和感や疎外感を感じている人がたくさんいた
50人くらい？(笑




異性にずっと養われるってどういうこと？
共働きするとか、そういった発想は無いんだね(笑
「養われる」ってコトバを使って「妻は夫の下位」と言いたいんですね(笑
アホか。じゃぁ養ってあげりゃイイじゃん。




１０代で出産し、１人で子育てした。
これは少し調べたんだけど、当時の相手にDVを喰らってたらしい。
だから、これに関しては仕方ないのかな、と思う。
















「陽のあたる毛の会」の桐田史恵さん
で、これは薄毛の方へ対する差別ですか？(笑


☆


僕は結婚制度に対して疑問やら思うトコは色々とあるけど、
こういった斜め上への発想が無くて良かったと思う。


だって、これじゃ単なる逆恨みだし、責任転換だもん。




僕はこんなんだけど「結婚という事柄」については「是」の立場なもんでね。