ストレス



ストレスが溜まりやすい体質と溜まりにくい体質の違いはなんだろう。
ふと、そう思った。


例えばストレスの溜まる職場に居るとする。
○○部長が気にくわない とか
同僚の▲▲がイヤだ とか
こんな仕事、やりたくない とか。


そういった原因で職場がイヤになったり
仕事を辞めたいと思ったりする。




一番簡単な方法は会社を辞める事だけど、
そうもいかない場合は飲み会やらでストレスを発散させて気分転換をする。




そうやって、巧く折り合いをつけて生きていく。





ストレスというのは
自分自身に対し、外的要因が「合わない」と感じた時に起きる
と僕は考えている。


つまり、「アイツとはウマが合わねぇんだよな」とかそんな感じに。




で、ストレスを解消させるには、
その外的要因を取り除く必要がある。




で、そこで思った事。


外的要因って、そう簡単に取り除けるモノではない。
じゃぁ、その外的要因を「合う」ようにしちゃえば良いんじゃないかなぁ と。




つまり、
○○部長は気に喰わないけど、イイ所もあるんだよねー とか
同僚の▲▲はイヤだけど、実家のご両親に毎月10万以上仕送りしてるなんてエラいなぁ とか
こんな仕事やりたくないけど、スキルアップにはなるもんね とか
そうやって、外的要因に「ポジティブな要素」を見つければ良いんじゃないかと。





僕がコレを思ったのは、
人と知り合った時に感じる「その人に対する印象」の個人差について考えた時だった。




つまり、誰かと知り合った時に
「あ、この人のこーゆー部分、ニガテだな」とその人を敬遠するか
「あ、この人のこーゆー部分、結構好きだな」とその人に好意を感じるかという
第一印象をどの方向に持っていくかの個人差があるんじゃないかと思うワケだ。


簡単に言えば
その人の悪い部分を多く見つけるか
その人の良い部分を多く見つけるか の違いだ。




もちろん、どう考えても「合わない」人は居るだろうけど、
その人にだって友達が居て、恋人が居るかもしれない。
とすれば、自分にとっては合わない人でも、良い所があるという証拠。


つまり
「自分にはその良い部分が見えていないだけだ」と思えば、
合わない人でも、ひょっとしたら好意を持てる一面があるのではないかと思うのだ。




そうすれば、対人関係でのストレスというのは
随分と軽減されるんじゃないかな、と。





僕は誰かと知り合った時、なるべくその人の「良い所」を見つけようとする。
それが僕の「ストレスが溜まりにくい体質」の理由なんじゃないかな、と思う。




その逆にB美は
「あの人きらーい」とか「あの人ムカつく」とグチをこぼす事が多い。
僕はそういうグチを聞く度に「■■してたり、良いトコもあるじゃん」と
B美に嫌われている人のフォローをいているけど、
それを納得出来ない部分に、彼女の「ストレス溜めちゃう体質」の原因があるんだと思う。




自分の価値観は大事だけど、それだけを是とし、他人の価値観を受け入れられない。
それがストレスの根本的な原因になっているんじゃないだろうか。
それが体質の違いになってくるのだろうと思う。




つまり、ストレスを解消させるには、
外的要因の改善も必要だけど、自分自身の考え方を変える必要もある。
僕はそう思っている。





ところで
「ウマが合わない」と「ソリが合わない」は違うのだろうか???




と思って調べてみたら、本来の言葉遣いは


馬が合う:気心が合う
反りが合わない:気心がぴったり合わない
という用法だった。




つまり「馬が合わない」というのは「馬が合う」の派生語句(否定語)であって
「馬が合わない」と「反りが合わない」を同列に扱うのが間違いだったようです(笑
「馬が合う」の対義語(反対)として「反りが合わない」がある って事かな?
 ※他の例えだと「行く」の否定が「行かない」で、対義語が「来る」って感じ。
  さらに別の例えだと「イク」の否定が「イかない」で、対義語が「イカせる」・・・
  →おい