禁欲


○10月6日:オーストリアボスニア・ヘルツェゴビナの併合を宣言(1908年)
      →その後、ユーゴに入ったり、独立したり。
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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051006-00000044-jij-ent ブッシュのこの主義もどうかと思うけど http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051005-00000064-jij-ent こういう意見を真剣に言ってる連中もアホみたいだ。





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++上の記事からの抜粋++
米国では道徳を重視するブッシュ大統領が再選されて1年たった現在、
同大統領の禁欲主義一点張りの政策に批判が強まっている。
禁欲主義派は、結婚まで純潔を保てば性感染病(STD)や望まぬ妊娠、中絶を減らせると主張するが、
公民権擁護組織「米国市民自由連合」などの禁欲政策批判派は、純潔論は科学でなくイデオロギーに基づいたもので、
思春期の青少年が避妊の知識を得るのを阻害する結果になるとして反対の声を強めている。
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この禁欲主義の矛盾点は、確かに存在する。
記事にも書いてあるが、避妊の知識を得ることが無く思春期を過ごすのだ。
「科学でなくイデオロギーに基づいた」とあるが、これはキリ○ト教の事で
アメリカではファンダメンダリスト*1が急増していることに起因する。




実際、禁欲主義の国では、望まぬ妊娠の率が高い。
「避妊を教える事は、セックスを容認する」という考えがあるからだ。
でも、そんな性的に衰退した連中の戯言通りに若者が動くワケではなく
当然「してぇよ〜」とか思っているから、避妊知識が無いままセックスをして
でもって「見事ご懐妊」となるケースがあるワケだ。


だから当然、感染症の率だって高い。
抑え込めば抑え込むほど、率が上がっていくのだ。





そもそも、禁欲主義は戦争時にしか役に立たないと僕は思う。
戦争に必要なのは「祖国のための自己犠牲」である。




自分より他人。それが大事。




だから「自分が気持ち良い」という「欲」の発想は忌避されるのだ。


戦争を煽動する立場、つまりその国のトップにしてみれば
「生きて還ってこい」と口では言うが、ココロの中では
「この国(私の権力)の為に一人でも多く殺してこい」と思うモノだ。


「生きて還ってこい」と思って戦争をするくらいなら、
回避する外交努力を「自分が」すれば良いだけなのだから。


だから、禁欲を教え込み、自己犠牲が崇高とインプットしているのだ。






キ○スト教はそんな教義じゃない!
慈愛に満ちあふれてるんだ!!


と思う人もいるだろうけど、
世界史を見れば、いかに異教徒を迫害し、殺してきたかが分かるだろう。


そもそも宗教は集団をまとめ上げるためのモノで
その教義によっては最強の戦争集団が出来上がるのだ。


中東の某宗教は、死んだ後の世界が楽し過ぎると教えられるから
進んで自爆するワケだし。




「神の名の下にに殺し、神の名の下に死ぬ」
それの何処に慈愛があるのだろう。
 →神を国家に書き換えてもヨシ




例外はこの国の某教で、
「現世こそ全て」という教えなので今、楽しまなければ損と教えている。
当然、この教義が花開いた土地は戦に弱いし、現在で言えば自衛隊への入隊率が低い。





なんだか話がずれてきたので禁欲に話を戻すけど
禁欲主義を謳う連中の腹の底は、道徳観や倫理観ではないと思う。


そもそも「〜観」なんて、言いだした人の考えでしか無いのだし。


感染症やらを心配するなら、軍事費を削減して
その金を医療や研究に回した方が、どれだけマシな事か。




そんなワケで、
僕は禁欲主義には賛成しないし、
その考えもきっと理解出来ないであろう。





ファンダメンダリスト
キリスト教原理主義者。
全てのモノは神がお創りになられたと真剣に信じているヒトたち。
ダーウィン以前はコレが主流だったが、種の起源が「世間に受け入れられてから」は衰退。
しかし、近年、なぜかまた増えだした。
中には科学者なども居て、発見したモノを「神が行った事」とマジで思っている。
逆に「神が行った事としてはおかしい」と矛盾を抱えている場合もある。






あー、そうそう
これは僕が勝手に思っている事なので
正確な教義やら何やらは良く知らないし、詳しくありません。
なので、神経質で重箱の隅を突っつくような、いちいち細かいツッコミは勘弁して下さい(笑